「宮廷風恋愛~恋愛は 12 世紀 の発明?」

1 月 25 日
演題:「宮廷風恋愛~恋愛は 12 世紀 の発明?」
講師: 相澤 敬久・茨城大名誉教授










今日は楽しい講演をありがとうございました。ヨーロッパ中世期の恋愛の認識といいますか、男女間の関係というものが全く考えてもみなかった想像外のことでしたので、大変な驚きと関心をもって拝聴させていただきました。本当に学生時代に戻った気分で先生の講演を聞かせていただきました。全く知らない世界でした。そういうことって実際にあったのかと思うと、歴史を学ぶということはまさに人間のありようを学ぶにも似て興味深いものですね。それらを許してきた貴族社会、そしてキリスト教会など今から思えば、なーんだ、権威ばかりが目に映るけどやはり人間の勝手さが歴史を動かすのかな、という気にもさせられました。
とっても楽しかったです。宮廷風恋愛。独身騎士と貴族の夫人の恋愛。面白いというか、そういう背景を理解してスタンダールでも読まないと、歴史文学は理解が中途半端に終わりますね。役に立ちました。ヨーロッパの文学も少しは面白く読めそうです。
ありがとうございました。

木曜午餐会会長 新名 瑛


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