演題:「宝塚のあれこれ」
講師:有明 淳女史(元宝塚ジェンヌ)
ニタさん、今日は午餐会での講演ありがとうございました。大変な人気でしたね。正直言って、ニタさんがこれほど有名人だとは知りませんでした。恐れ入りました。メンバーの皆さんも本当に喜んでくれたようで、私としても鼻が高いです。
宝塚の公演をビデオでも初めて鑑賞させていただきました。見ながら、中学生のころに衝撃を受けた米國の映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の場面を思い出しました。ミュージカルなんだ。踊りの調子といい、歌といい、素晴らしい舞台がここにもあったのか、と感激しました。私は宝塚の近くの大学に通っていましたが、当時は大学紛争で、しかもどちらかと言えば硬派の生徒でしたので、電車に同乗した宝塚の女子生徒を横目でにらみながら「袴をはいているのはいいな」と位に思っていました。でも歌劇を見に行くまでの勇気はありませんでしたから、今回初めて見させていただき、またニタさんの声そのものが音響装置であるかのような歌声を聞いて、「ホー」と驚いてしまいました。違うなー。本物はやはり迫力がある。素敵な時間でした。
木曜午餐会は年会費20ドルだけ、メンバー100人足らずで運営しているので、財政的には豊かではありませんが、心だけは毎週の勉強会のお陰で豊かです。これからも木曜午餐会を応援して頂ければ、と思います。今回の講演会を機に更なる交流を深めていきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。
木曜午餐会会長 新名 瑛
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