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 「月月火水木金金」

 厭なタイトルになってしまった。毎日がサンデーの身の上なのだが・・・。

 来年の予定表が欲しくなって、ネットで物色する。世界にはいくつもの暦があると知らされるのだが、日本の予定帳は、月曜始まりになってから久しい。なんでも、日本社会に週休2日制が定着したこともあって、代表的な手帳の一つ「能率手帳」が、1989年から月曜日始まりに変えてからの流行だそうだが、実は遡ること1971年に、ISO(国際標準化機構)の勧告で、生活上も実務上も、週の始まりは月曜からという規定ができたそうだ。

 アメリカの予定表は、キリスト教の影響から日曜スタートを死守しているが、土日を週末と呼ぶだけに、一週間の末席を占めるというのも解る気がする。ただ、壁掛けや卓上カレンダーは、日曜始まりが主流だそうで、手帳とリンクしていなと見間違えるだろうな・・・と
いうのは余計なお世話か。

 では、予定表の年度始まりは何月が良いだろうか?

 日本では、年末から年始にかけての流れがスムーズに行くよう、10月頃から書き込める物が多い。一方アメリカでは、8月の新学期に合わせて、その前から書き込める7月始まりの予定表なども散見される。種類は、地域や職種でも実に多い。

 一度、デジタル社会の一員となるべく、Web上のスケジュール表を愛用しiPhoneを端末として利用したことがあった。でもこれ、電話しながら打ち込んだり、はたまた削除や修正したりなど、不器用な私にはハードルが高い。前後の日程も見たいし、目の悪い私には画面が小さ過ぎだ。おまけに、いざという時に壊れる、または失くす/盗まれるなどなど。

 一度、あるコンサートに行ったら、「誰か私のスケジュールを知りませんか?iPhoneが逝っちゃって・・・」というピアニストがいたっけ。

 絶対アナログ派ではないが、大事な約束ごとには、Wi-Fi要らずで故障のない手書きメモをするようにしている。

 話しは戻るが、新しい予定表は日曜始まりか月曜始まりにするか?あれこれ悩むほど予定があるわけではない。医者通いと、大事な人との昼下がりのコーヒーデートくらいだ。いっそ毎日が日曜日の自分用を作るか?とも思う。

 そんなことを考えながら一年が過ぎた。あらま。

                              *****リリコイ*****




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