「ハッピー・ニューイヤー Gung Hay Fat Choy!」
そして水仙の花を愛でるチャイニーズ・ニューイヤー。薄皮を剥がすように蕾が開く水仙。どうして水仙なのかは、中国の古典に出て来る言葉を源とし、水仙は「水にある仙人」という意味から縁起がいいらしい。ギリシャ神話に出て来る水仙:水に映る自分の姿を美しい水の精だと思い焦がれ、そのうちにやつれはてて死んでしまったナルキッソス。その美少年ナルキッソスに語源を持つ水仙とはベツモノのらしい。自己陶酔型水仙でなく安堵した(笑)。
アートと言っても爆薬を仕掛けるのだから命懸けの作業だろう。失敗は許されない。火薬の量など科学的な計算を基に繰り広げられる芸術。しかして、一瞬にして燃え尽きてしまうアート。派手な爆音とは裏腹に、燃え尽きた後の寂しさも計算されているのかは解らないが、旧正月になると、ふと思い出す花火アーティスト。江戸時代に花火の技を競った「玉屋」や「鍵屋」とは違った花火師の世界は広い。
うつむいて言葉を探す君のよう春節祝う小さき水仙 / リリコイ
*****リリコイ****
近所のモールには、UFOのようにランタンが浮いていた。
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