Covid -19に感染しました
今どきこんな報告をしても誰も珍しがらないでしょうが、2023年のお正月についに、と言
うか、とうとう私もCovid-19に感染してしまいました。症状は最初に咳が出て、それも軽い感じの咳で、夜になっても止まりませんでした。熱を測ると7度2分。翌日には鼻水が出始めて、「大晦日の夜中に花火を見るためコンドミニアムの屋上に軽装で行ったせいかな」と風邪薬を飲みました。その頃に、私のパートナーが小さく「ごほっ、ごほ」。風邪がうつったのかな、と思いつつホームドクターに電話すると「検査キットでコロナ検査して、その結果をお知らせください」とのこと。
昨年までは、コロナ用の検査キットが無料で配布されていたのに、3か月前に日本から来た親戚の人に4箱上げてしまっていたので、ロングスドラッグに買いに行くはめに。そこで知りました。1箱2セットが入っていて23ドル99セント。「おー高いんだ!」。メディケアを持っているシニアに毎月4箱無料で配っていたアメリカ政府の寛容さにビックリ。
検査の結果は2人とも「陽性」。ドクターに電話してコロナ用としてアメリカ政府(FDA)から緊急承認されている処方薬Paxlovid5日分(1回3錠を午前と午後の1日2回服用)を受け取りに。名前と生年月日を聞かれただけで、無料だった。自宅に帰ってPCでPaxlovidを検索してまたびっくり。
23年1月4日「北京発共同」の記事で「新型コロナウイルスの感染が広がる中国で、米ファイザー製の飲み薬・パキロビッドの価格が高騰している。高齢者らの死亡が相次ぎ不安が広まる中、個人で買い求める動きが急増。値段のつり上げも起きた。ただ服用条件が厳しく、中国紙は “神の薬”ではないと、むやみな使用や買い占めに注意を呼びかけている。中国
分でおよそ40万円?信じられませんがアメリカって太っ腹だなとつくづく思います。新型コロナが蔓延して多くに失業者が出た2020年当時にも、アメリカ政府の動きは早かったです。失業者には失業保険に毎週(毎月の間違いではありません)600ドルが加算されたうえに、数か月後にはトランプ大統領サイン入りの手紙と共に私のようなリタイアーした人にまで1600ドルを郵送してくれるなんて。600ドルの加算は数か月後にはハワイ州の場合毎週300ドルに減額されましたが、それでも失業者の友人たちは「働いている時よりも稼ぎがいい」と喜んでいました。
話がコロナに感染したことから、アメリカの経済力の豊かさに飛びましたが、私はワクチンの接種は5回目も終わっていただけに安心しきっていた時の油断だったかも知れません。ちょうど日本から親戚ファミリー3人が我が家に滞在中でしたが、彼らも検査キットの結果は「陰性」。聞けば「昨年7月に感染していた経験がある」ということで、すでに免疫をつけていたせいかもしれません。感染爆発中の中国ではいまや感染経験者(“陽了”というらしい)でなければレストランにも入れないとかで、国全体が「集団免疫」を待っているのかと思うほどですが、私の場合はこれまでの5回の接種と今回の感染経験で、いわば新型コロナに対して「鬼に金棒」になったかもしれません。
幸いなことにひどい症状にもならず、3日目にはほぼ体調も元に戻り始め5日目にはノーマルな生活に戻りました。お陰でゴルフの初打ちは延期になりましたが、右ひざの痛みも消えて「良いお正月」になったと感謝しています。
木曜午餐会会長 新名 瑛
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