「気仙沼から希望のともしびを」

2月7

演題:「気仙沼から希望のともしびを」 
講師:杉浦 恵一氏(ともしびプロジェクト代表)










                                     





今日は貴重なお話をありがとうございました。なかなか人のできない体験をいろいろされてきた中から自分なりの生き方を見つけられ、そしてそれを実践されてることに深く感銘いたしました。藤原さんのような生き方もあるんだなーと強く思うと同時に、人から恩を受ければ、いずれはその恩返しがしたくなる、その気持ちも確かに分かります。世の中を良くするには、まず私たちが先に誰かに何かをする、見返りを期待しないで何かをする。確かに「情けは人の為ならず」とも言いますから、いずれは何らかの形で自分に跳ね返ってくるものだろうと思います。いっぱい恩を受けたから、今度は自分で何とか恩返しがしたい。そういう生き方って、ほんとうに素晴らしい出会いが多かったんだろうと思います。その出会いも含めて「人徳」なのでしょう。
今日のメンバーの間では、講演後も話題になりました。素敵な時間でした。皆さんそれぞれにいろいろ思うところがあって刺激を受けたようです。気負っていなくて自然体で活動しているところが爽やかです。またお会いできる機会があれば、嬉しいです。
木曜午餐会会長 新名 瑛 



杉浦さんのお話からいろいろなヒントをいただきました。二つだけ書かせていただきます。一つは、東北の人たちの「忘れたくない」という心情について。わたしは、神戸大震災のを経験していますので、被災者の方たちの思いや言葉にゆさぶられます。「大津波3.11未来への記憶]という記録映画が三年ぐらい前にハワイ大学で上映されました。その中で南三陸町で写真館を営んでおられた佐藤さんというかたのの次のようなことばがありました。
記憶はやっぱりだんだん亡くなっていく・・・と思います。自分は、もう、そのー、・・・忘れるのがいやなんで・・・もう、・・・ことあるごとに・・・思いだそう思い出そうとしているんですネ。(・・・は声にならない部分です。)命灯会は、様々な問題を抱えて生きなければならない21世紀の人間が求めている、精神的な空間を作り出す行事になりそうですね。

第二は、杉浦さんが発見されたコミュニケーションの力のことです。若い研究者たちは'RMBRelationship Maintenance Behavior) 人間関係を維持するための行動'と名付けているようですが、杉浦さんは、それをご自分の手で掴んだンですね。すごい勇気です。木曜午餐会のめざしているものに似ているなーと思いました。katsue












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