いかに循環型社会を生き延びるか
スピーカー:ベンジャミン・鈴木氏(鈴木エルダース会長)
今日の講演を聞きながら、つくづく感じたのは、世の中の進歩というものが必ずしも人間社会にとって発展的なものになっているのかどうか、という基本的な問題です。誰かにとっては発展というか、進歩であっても、他の人たちにとってはそれは人間社会の滅亡への道にしかつながらないような気もします。すでに酸性雨の問題は以前から騒がれてはいますがそれを防ぐ方法については一向に前進はしませんし、農薬の問題にしてもアメリカで販売するのうやくの42%が日本から購入されているなんて、誰も知らないようなお話にビックリしました。確かに体には弱アルカリ性の食べ物がいいとか、酸性の食べ物は体に良くないとか、一時期言われましたが、確かにそれをテーマにした本などは寡聞にして見たことがありません。南極の海底にまだシアノバクテリア(らん藻)が生きているというお話も初めて伺いました。通常ではあまり聞かせて頂けないお話を伺えて本当に良かったです。「食べ物に関する新しいパラダイム」とでも言えるでしょうか。近く85歳になられるとかのことでしたが、益々のご活躍を祈念いたしております。木曜午餐会会長 新名 瑛
予定していた講師の先生の体調が思わしくなく、突然の申し出にもかかわらず鈴木ベンジャミン氏(エルダース栄養科学研究所会長)が、快く講演してくださいました。
南極には、30億年〜25億年に発生したシアノバクテリアが沢山存在している。藍藻ともいう。二酸化炭素を吸収し、酸素を発生する光合成を行う原核生物です。酸素を造って土の中に入れてくれる。未だ、地球は救えると確信しました。未だ、間に合う。
日本の雨は、酸性雨で、PH 3。それは、硫酸を希釈したものに近い。PH7中性。そして最悪なのは、アメリカで造られている農薬の42%が日本が輸入しています。
人間の身体は、PH7.4弱アルカリ性が良い。ちなみに肉は酸性。魚はアルカリ性だそうですから、食生活がいかに大切か分かりますね。
儀間明子
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