木曜午餐会メンバーの懇親会
102年の歴史の中でも、意外と忘れていたのがメンバー相互による懇親会でした。毎週木曜日に、月にすれば4回、あるいは5回顔合わせはするものの、お互いに名前と顔が一致しないことってありますね。そこで今回は、それぞれの自己紹介を兼ねながら、メンバーの皆さん全員が発言する機会を設けました。
意外や、意外。えーそんな人生を歩んできたの。あの時代に世界各地を回っていたなんて、すごい人ですね。ピクチャー・ブライド(写真花嫁)の人もまだいるんだ。生きた歴史証人のように、実に多くのことを経験しつくしていますね。阪神大震災で、ハワイへ移住してきた人もいるんだ。
戦争花嫁さんの時代から、ご主人の転勤でハワイに移り住んできた人まで実に多彩な人生を歩んでこられた方々が一堂に会してお互いを紹介しあう、なんてまさに「玉手箱」を開けたような、驚きの連続でした。メンバーの一人一人の人生が、そのまま映画にもなりそうで「宝石の玉手箱」のようでした。すごいな、と思いました。木曜午餐会のメンバー一人一人がレジェンドでした。うーん、「ハワイ日系人の宝庫」だと改めて、木曜午餐会の102年の歴史だけでなく、メンバーそのものが歴史なんだ、と強く感じた懇親会でした。
恥ずかしながら私は2014年からこの歴史ある木曜午餐会の会長を務めさせて頂いていますが、年齢的にも人生経験的にもまだまだ「ひよっこ」でしかありえないと痛感させられました。同時に、メンバーの皆さんを誇りに思いました。こんな方々と、一緒に「一生青春 一生勉強」を続けさせてもらっていることに改めて感謝の念がふつふつと湧いてきました。
幸いなことに、「長年のメンバーですけど、こういう懇親会は来年もやってほしい」という意見が最後には出されました。そうですね、メンバー同士がお互いを知れば知るほど、相手への尊敬、畏敬の念を持つということを発見して、素晴らしい団体だと思い知らされました。会長冥利に尽きる団体だと自負しています。メンバーの皆様に心から感謝申し上げます。
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