木曜午餐会のメンバーの皆さまへ 

閑散とした高級ブランド店
皆さんいかがお過ごしでしょうか? ハワイ州のデービッド伊藝知事による自宅での待機要請が出されてから既に2か月近くになってきましたが、そろそろ自宅待機にも”飽き”が来ているのではないかと思われます。でも、5月15日には少し自粛も緩和される方向で事態は進んでいます。あと一息、というところでしょうか。出だしはまさに「千里の道」を歩むような気分でしたが、5月に入って、どこかトンネルの遠くに薄明かりが見えてきたような気もしています。新型コロナウイルス対策では全米一厳しい措置を取りながらも、反面ハワイの民間経済はその大半が観光業に依存していますので、全米一高い失業率を更新し続けています。そしてハワイだけがコロナウイルスの拡散封じ込めに成功しても、他の島、あるいは他の州、国からの観光客を受け入れられるようにならなければ、観光業の復活はあり得ませんので、失業率の高さは今年いっぱいまで続くことが予想されます。
人っ子一人いないカラカウア大通り
木曜午餐会の再開は、夏休み明けの8月からを予定していますが、会場となるマキキ聖城キリスト教会の動向も踏まえなければなりませんので、まだ確定ではありません。
 
カピオラニ病院でのPCR検査
売り切れが続くトイレットペーパーの前で
私が住んでいるワイキキ周辺では本当に閑古鳥が鳴いているだけで、ほかの鳥は全く飛んでいません。高級ブランドショップが立ち並ぶカラカウア大通りには、車が一台も走っていないことがしばしばです。人の歩く姿もなく閑散とした光景は、まるでどこか別世界に来たかのような錯覚さえ覚えます。一方、ゴルフの帰りに見かけたエバ周辺の交通量の多さ、混雑ぶりはまるで新型コロナウイルスなどどこ吹く風、といったこれまで通りの日常がありました。フリーウエイを走る車も、ホノルルの中心部に向かうほど少なくなってきます。ホノルルのあるオアフ島は南から北まで走っても1時間ちょっとで到達するような小さな島ではありますが、それでも場所によって趣は大きく違っています。それが魅力でもあるのですが、今回の新型コロナウイルスの受け止め方も、地域によっては随分と差があることを実感しています。

皆さんとの再会を心待ちにしています。メンバーの方々と、時折、スーパーマーケットや電話を通じてお話をする機会もありますが、会えない方々もお元気でお過ごしのことと思います。お話していない方は、私たち役員に電話をください。808-341-3547です。元気と活力を分け合いましょう。

                



木曜午餐会会長  新名 瑛

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