木曜午餐会のメンバーの皆さまと参加者の方々へ
新型コロナ・ウイルスの感染者が増加するばかりで、長い間自粛生活を余儀なくされていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 本当にストレスがたまります。友人たちとも自由に会えないこのような生活がいつまで続くのでしょうか。
8月上旬にお手紙を差し上げたところ、多くの方々からお電話を頂きました。皆さんどのように過ごされているか、いくつかご紹介しましょう。
「手紙を頂いてとっても嬉しかったです。皆さん元気にされているのでしょうか。人生80年でこんな経験は初めてでしたが、木曜午餐会に毎週参加していることがどんなに大切なことだったかがよく分かりました。本当に、人と会わなければつまらないものです」
「暇に任せてマスクを300以上も作りました。孫に上げたり、知り合いの人にあげたりしています。また細々と体操を続けたりしています。手紙をありがとう」
「メンバーの中でもスマホあるいはPCを使ってZOOM(お互いの顔を見ながら20人くらいの会議ができる機能を持つソフト)ができる方がいれば、是非とも参加させてほしいです。多くの方と一緒に顔を見ながらお話が出来るようになれば嬉しいので検討してください」
「裁縫が好きなので、日本の着物をほどいてそれを洋服に縫い直したりして時間を使っています。いつか時間が出来た時にと延び延びになっていたのですが、今やっとできるようになりました。でも問題は、出来上がっても今はどこへ着ていくこともできないのが残念です。先日も友人から縮緬の布を頂き、それを早く仕上げなければと思ったりしています」
「水彩画を描いています。何枚もの絵がたまったら画集にして木曜午餐会の皆さんにプレゼントします」
「ハワイのキュウリは太くて種が多いので、日本のキュウリを上手に育てるように挑戦しています。レモンは勝手にたくさん出来るので、今度お会いした時にプレゼントします」
「パンばかり作っています。チョコレートを混ぜたコーヒーパン。蒸しパン、アンパンなど。食べてばかりでコロナ太りしてしまいました」
「昔に書いていた手書きの原稿を時間が出来たので(PCに)打ち直して整理しています。いずれ皆様にお見せすることができればいいのですが」
「フラストレーションでいっぱい。だから主人と2人で外食ばかり。夕食は“すし遊”へ行ったり、朝は“クリーム・ポット”にとか。幸いどこも混んでませんから大丈夫でしょう」
52年の歴史を持つワイキキのレストラン「チャート・ハウス」が閉店しました。カカアコに移転したばかりの高級和食レストラン「ノブ・オブ・ハワイ」も閉店。全米では40%のレストランが閉鎖すると言われています。経営者にしろ従業員にしろ、本当に苦しい状況が続きます。「先が見えない」ことが一番大きな不安です。
先日のお手紙でお知らせしたホノルルのオセアニットという研究所の新型コロナ・ウイルスCovid-19の検査キットが国立衛生研究所からもお墨付きをもらい、ハワイ大学医学部と共同で最終的な実験段階に入っていて3か月以内には実用化されそうです。「安くて速く便利」な検査キット。待ち遠しいですね。
締めくくろうと思っていた矢先に日本の「安倍首相が辞任」のニュースです。2回目の任期半ばの辞任です。潰瘍性大腸炎というのは難病に指定されているそうです。難病を抱えての責務は大変だったろうと思います。公務から解放され一日も早い回復をお祈りいたします。
木曜午餐会会長 新名 瑛
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